【講評】
審査は、11月3日11時30分から13時30分まで飯田市川本喜八郎人形美術館館長室等において行われました。審査項目としては、応募要領に従い、?16歳の女の子らしいかどうか、?誰からも愛される、明るくて花のあるキャラクターかどうか、?「りんご並木」から名付けられたことから、奥ゆかしさのあるキャラクターかどうか、?作者に複数ポーズが作成できる技術力があるかどうかについて、さらに?将来的にはフィギュア化などにも対応できるかどうかなどについて、審査員の間で熱く議論が交わされました。
全267点の応募作品はいずれも力作ぞろいで、審査は難航しましたが、厳正なる審査の結果、No.161 久童Kさんの作品を最優秀作品として選定いたしました。
久童Kさんの作品は、16歳の女の子らしく快活で明るく、さらに画筆やノギスを持ってサブカルチャーを含めた「ものづくり」に執着する奥ゆかしさを感じることができました。
また、キャラクターとしての完成度が高く、デッサンがしっかりしており、立体化した際にも十分活用できる可能性を持っていると判断しました。
審査員
ボーメ(株式会社海洋堂原型師)
羽生生純(漫画家)
Coba-U(ミュージシャン)
林 圭二(フィギュア・フィニッシャー)
佐藤 健(飯田市副市長)
伊藤 昇(飯田 丘のまちフェスティバル実行委員長)
最優秀作品